最後の贈り物...帰休 Last Present
最後の贈り物...帰休 마지막 선물...귀휴
監督:キム・ヨンジュン
出演:シン・ヒョンジュン、ホ・ジュノ、チョ・スミン、クォン・オジュン
組織の命令によって殺人を行い、無期囚になったテジュの元へ、昔からの友人で刑事のヨンウが訪ねて来た。自分の娘セヒに肝臓を移植して欲しいと頼む。娘のセヒは肝移植の手術を受けなければ命が危ない状況だった。そしてこれを受け入れたテジュは、手術をするために10日間の帰休をもらって刑務所の外に出る。テジュはセヒの命とは関係なく自由になろうとするが、ヨンウに連れ戻される。しかしヨンウの家で手術の準備をするテジュは、誰もいない隙に乗じて脱出を試みる。その時誰かが彼の背中をつかむ。それはヨンウの娘セヒだった。テジュはお母さんに会いたいというセヒのお願いを断ることができず、一緒に出かけることになるが、着いたそこで驚くべき事実を知ることとなった…。
【感想】
私はやっぱり、ベタな映画が好きなんだなぁとつくづく思いました。シン・ヒョンジュンがあまり好きな俳優さんではないので、どうしようかなと思っていたんですが、見てよかったです。シン・ヒョンジュンはやはりコメディーよりも、こんな感じの方が自然に見ることが出来ます。
映画の内容は、すぐに展開が読めてしまうくらい分かりやすいです。でもそれで飽きてしまうかと言うとそうじゃないですね。テジュが変わっていく様子や、なぜそうなったかという種明かしがされていく過程は、単純な私にはぴったりだったと言うか…。見るたびに泣いてしまう映画ってありますよね。私はいくつかそういう映画があるんですが、この映画もそうなる気がします。
刑事ヨンウ役のホ・ジュノ。もうさすがの演技です。いい役でも悪役でもこれ程雰囲気を出す俳優さんは少ないですよね。それから見張りの刑事役でクォン・オジュンが出演していますが、偶然にも最近見た「飛べ、ホ・ドング」「用意周到 ミス・シン」と続きましたね。そして何といってもこの映画では、セヒを演じていたチョ・スミンちゃん。もうかわいいのなんのって、この子が涙を流したら、おっちゃんも自然と涙が出ちゃいます(w)。それからちょっとネタバレですが、特別出演でハ・ジウォンが出演しています。いい女優さんになりましたね。
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監督:キム・ヨンジュン
出演:シン・ヒョンジュン、ホ・ジュノ、チョ・スミン、クォン・オジュン
組織の命令によって殺人を行い、無期囚になったテジュの元へ、昔からの友人で刑事のヨンウが訪ねて来た。自分の娘セヒに肝臓を移植して欲しいと頼む。娘のセヒは肝移植の手術を受けなければ命が危ない状況だった。そしてこれを受け入れたテジュは、手術をするために10日間の帰休をもらって刑務所の外に出る。テジュはセヒの命とは関係なく自由になろうとするが、ヨンウに連れ戻される。しかしヨンウの家で手術の準備をするテジュは、誰もいない隙に乗じて脱出を試みる。その時誰かが彼の背中をつかむ。それはヨンウの娘セヒだった。テジュはお母さんに会いたいというセヒのお願いを断ることができず、一緒に出かけることになるが、着いたそこで驚くべき事実を知ることとなった…。
【感想】私はやっぱり、ベタな映画が好きなんだなぁとつくづく思いました。シン・ヒョンジュンがあまり好きな俳優さんではないので、どうしようかなと思っていたんですが、見てよかったです。シン・ヒョンジュンはやはりコメディーよりも、こんな感じの方が自然に見ることが出来ます。
映画の内容は、すぐに展開が読めてしまうくらい分かりやすいです。でもそれで飽きてしまうかと言うとそうじゃないですね。テジュが変わっていく様子や、なぜそうなったかという種明かしがされていく過程は、単純な私にはぴったりだったと言うか…。見るたびに泣いてしまう映画ってありますよね。私はいくつかそういう映画があるんですが、この映画もそうなる気がします。
刑事ヨンウ役のホ・ジュノ。もうさすがの演技です。いい役でも悪役でもこれ程雰囲気を出す俳優さんは少ないですよね。それから見張りの刑事役でクォン・オジュンが出演していますが、偶然にも最近見た「飛べ、ホ・ドング」「用意周到 ミス・シン」と続きましたね。そして何といってもこの映画では、セヒを演じていたチョ・スミンちゃん。もうかわいいのなんのって、この子が涙を流したら、おっちゃんも自然と涙が出ちゃいます(w)。それからちょっとネタバレですが、特別出演でハ・ジウォンが出演しています。いい女優さんになりましたね。
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無防備都市 Open City
無防備都市 무방비도시
監督:イ・サンギ
出演:キム・ミョンミン、ソン・イェジン、キム・ヘスク、ソン・ビョンホ、キム・ビョンオク
国内のエリート刑事たちで構成され、韓国のFBIと言われる広域捜査隊に所属している刑事ソ・デヨン。彼は調査中だった連続殺人事件の代わりに、やくざと関係のある企業型スリ事件を担当するよう命令が下る。だがスリ事件だけは引き受けたくないデヨン。彼には、スリと関連した消せない記憶があった。
一方、魅惑的な姿と神技を持つ国際的な企業型スリ組職のリーダーペク・チャンミ。彼女は出所したばかりの伝説的スリ、カン・マノクを迎え入れて組職を確張しようとするが、引退を決心したマノクを説得することは容易でない。
スリ組職を把握するのため張りこみ中だったデヨンは、偶然にライバルのスリ組職に追い回されるジャンミを助け、怪我の治療をしてやるテヨンだったが、警察だとわかって目を離した隙に消えていた。一寸先も予測できないニ人の危険な関係はこうして始まるが…。
【感想】
タイトルからしてもっとハードボイルドかと思っていましたが、なんだかねー。チャンミ役にソン・イェジンで、どんな役所かとちょっと期待してみていたのですが、うむー。やっぱ、悪役だったらそれに徹しないとね、中途半端はどっち付かずで面白くないですね。せっかくだから徹底して悪役になってほしかったですね。映画の始めに、大阪でのシーンがありますが、日本人が見れば一目で違うと分かります。大きな文字で“大阪”と出てきますが、“そんなにダサク無いで、なめとんのかゴラ〜”って感じです。それに標準語だし…。(w)
映画ではスリ集団と広域捜査隊の攻防が描かれているのですが、それと同時に親子のつながりだったり、男女の関係だったりするのですが、どれも中途半端で、一体何を描いているのやらよく解らなかったですね。ソン・イェジンのファションショーみたいな感じで、それはそれで楽しめたけど、映画のできとしてはどうかな。デヨン役のキム・ミョンミンは、結構この役がはまっていたように思うのですが、ちょっともったいない気がしました。
この映画では韓国におけるスリ事情を詳しく検討したそうですが、見ていると次ぎに韓国旅行したときは、気をつけなければいけない所などを考えてしまいましたね。こんな感想ですみません…。
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監督:イ・サンギ
出演:キム・ミョンミン、ソン・イェジン、キム・ヘスク、ソン・ビョンホ、キム・ビョンオク
国内のエリート刑事たちで構成され、韓国のFBIと言われる広域捜査隊に所属している刑事ソ・デヨン。彼は調査中だった連続殺人事件の代わりに、やくざと関係のある企業型スリ事件を担当するよう命令が下る。だがスリ事件だけは引き受けたくないデヨン。彼には、スリと関連した消せない記憶があった。一方、魅惑的な姿と神技を持つ国際的な企業型スリ組職のリーダーペク・チャンミ。彼女は出所したばかりの伝説的スリ、カン・マノクを迎え入れて組職を確張しようとするが、引退を決心したマノクを説得することは容易でない。
スリ組職を把握するのため張りこみ中だったデヨンは、偶然にライバルのスリ組職に追い回されるジャンミを助け、怪我の治療をしてやるテヨンだったが、警察だとわかって目を離した隙に消えていた。一寸先も予測できないニ人の危険な関係はこうして始まるが…。
【感想】タイトルからしてもっとハードボイルドかと思っていましたが、なんだかねー。チャンミ役にソン・イェジンで、どんな役所かとちょっと期待してみていたのですが、うむー。やっぱ、悪役だったらそれに徹しないとね、中途半端はどっち付かずで面白くないですね。せっかくだから徹底して悪役になってほしかったですね。映画の始めに、大阪でのシーンがありますが、日本人が見れば一目で違うと分かります。大きな文字で“大阪”と出てきますが、“そんなにダサク無いで、なめとんのかゴラ〜”って感じです。それに標準語だし…。(w)
映画ではスリ集団と広域捜査隊の攻防が描かれているのですが、それと同時に親子のつながりだったり、男女の関係だったりするのですが、どれも中途半端で、一体何を描いているのやらよく解らなかったですね。ソン・イェジンのファションショーみたいな感じで、それはそれで楽しめたけど、映画のできとしてはどうかな。デヨン役のキム・ミョンミンは、結構この役がはまっていたように思うのですが、ちょっともったいない気がしました。
この映画では韓国におけるスリ事情を詳しく検討したそうですが、見ていると次ぎに韓国旅行したときは、気をつけなければいけない所などを考えてしまいましたね。こんな感想ですみません…。
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用意周到 ミス・シン Miss Gold Digger
用意周到 ミス・シン 용의주도 미스신
監督:パク・ヨンジプ
出演:ハン・イェスル、イ・ジョンヒョク、クォン・オジュン、キム・イングォン、ソン・ホヨン
容姿端麗、そのうえ広告代行社のAEという肩書まで持つ、知性と美貌を兼備したシン・ミス。彼女には恋愛における秘法がある。
第1段階は、まさにオープン・マインド。ひとまずどんな相手とも可能性を保ちながら、ゆっくり選ぶというのが彼女の作業原則。彼女のリストには、財閥三世から高試生、セクシーな年下の男までと、多様な男たちが載っている。しかし、このように用意周到なミス・シンの前に、ことごとにタックルをかけるアンチ男が現れた。すべての可能性ということでは、このアンチ男も例外ではない。ひとまずリストに追加!。
第2段階は、本当に大丈夫な奴なのか塩加減をみる。石橋を叩いてみるということ。いくら容貌や財力、能力、ビジョンが良くても、再考し、また測ってみてこそ後悔がない。高度なテクニックで数多くの男たちを泣かせた彼女のデート目的は、ひたすら塩加減をみること。
第3段階は、危機の瞬間に正体を表わす。最も決定的な瞬間に、人間は本性を表わす。これは恋愛でも同じこと、正しく選ばねば…。
これ程までに用意周到で、二股・三股の達人ミス・シンだったが、そんな彼女にも危機が訪れる。完璧と思えていた彼女のリストの男たちが、予想できない反撃でミス・シンはパニック状態に陥った。今の彼女を危機から救出し、彼女の気持ちを満足させる男は一体誰なのか…?
【感想】
ドラマ「ファンタスティック・カップル」のハン・イェスルが主演したこの映画は、あまり評判が良くなかったみたいですが、私は面白かったですね。ドラマ「ファンタスティック・カップル」がどんなものかも知らないし、この映画で初めてハン・イェスルを見たのですが、もしかしたらラブコメディの女王になるかもね…なんて思いました。もちろんただ私が勝手にそう思っただけですが、なかなかいい感じの女優さんです。映画としてはどこがポイントになるのか、あまり焦点のはっきりしない映画でしたが、テンポよく進んで、飽きさせないし、次がどうなるのか期待感を持って鑑賞できたんですが…、ただそれだけ?って感じで、アンチ男と何となくいい雰囲気になったから、最後はちょっと違っていて、逆に良かったのかな?。でも、彼女がなぜそんなに用意周到になったのか、それが分かったときに、映画の方向が変わると思ったんですが、そのまま突っ走っちゃいましたね。はやりコメディと言う結末で良かったのでしょう。
ミス・シンのショッピングリストに載ってしまった男たちですが、皆ちょっと癖のあるタイプで、いいキャスティングでしたね。リストに載せた男たちがちょっと変わり者ってのは、シン・ミスがちょっと変わり者ってことの裏返しなんですか?……ね。
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監督:パク・ヨンジプ
出演:ハン・イェスル、イ・ジョンヒョク、クォン・オジュン、キム・イングォン、ソン・ホヨン
容姿端麗、そのうえ広告代行社のAEという肩書まで持つ、知性と美貌を兼備したシン・ミス。彼女には恋愛における秘法がある。第1段階は、まさにオープン・マインド。ひとまずどんな相手とも可能性を保ちながら、ゆっくり選ぶというのが彼女の作業原則。彼女のリストには、財閥三世から高試生、セクシーな年下の男までと、多様な男たちが載っている。しかし、このように用意周到なミス・シンの前に、ことごとにタックルをかけるアンチ男が現れた。すべての可能性ということでは、このアンチ男も例外ではない。ひとまずリストに追加!。
第2段階は、本当に大丈夫な奴なのか塩加減をみる。石橋を叩いてみるということ。いくら容貌や財力、能力、ビジョンが良くても、再考し、また測ってみてこそ後悔がない。高度なテクニックで数多くの男たちを泣かせた彼女のデート目的は、ひたすら塩加減をみること。
第3段階は、危機の瞬間に正体を表わす。最も決定的な瞬間に、人間は本性を表わす。これは恋愛でも同じこと、正しく選ばねば…。
これ程までに用意周到で、二股・三股の達人ミス・シンだったが、そんな彼女にも危機が訪れる。完璧と思えていた彼女のリストの男たちが、予想できない反撃でミス・シンはパニック状態に陥った。今の彼女を危機から救出し、彼女の気持ちを満足させる男は一体誰なのか…?
【感想】ドラマ「ファンタスティック・カップル」のハン・イェスルが主演したこの映画は、あまり評判が良くなかったみたいですが、私は面白かったですね。ドラマ「ファンタスティック・カップル」がどんなものかも知らないし、この映画で初めてハン・イェスルを見たのですが、もしかしたらラブコメディの女王になるかもね…なんて思いました。もちろんただ私が勝手にそう思っただけですが、なかなかいい感じの女優さんです。映画としてはどこがポイントになるのか、あまり焦点のはっきりしない映画でしたが、テンポよく進んで、飽きさせないし、次がどうなるのか期待感を持って鑑賞できたんですが…、ただそれだけ?って感じで、アンチ男と何となくいい雰囲気になったから、最後はちょっと違っていて、逆に良かったのかな?。でも、彼女がなぜそんなに用意周到になったのか、それが分かったときに、映画の方向が変わると思ったんですが、そのまま突っ走っちゃいましたね。はやりコメディと言う結末で良かったのでしょう。
ミス・シンのショッピングリストに載ってしまった男たちですが、皆ちょっと癖のあるタイプで、いいキャスティングでしたね。リストに載せた男たちがちょっと変わり者ってのは、シン・ミスがちょっと変わり者ってことの裏返しなんですか?……ね。
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私の恋 My Love
私の恋 내 사랑
監督:イ・ハン
出演:カム・ウソン、チェ・ガンヒ、チョン・イル、イ・ヨニ、
ム・テウン、リュ・スンニョン、イム・ジョンウン
神出鬼没なチュウォンと、彼女をとても愛している地下鉄機関士のセジン。
片思いする先輩チウに“焼酎一本飲めるようになるまで酒を教えて下さい”という爆弾発言をしてしまったソヒョン。
息子と二人で暮らしているコピーライターのジョンソク。彼にいつもひじ鉄砲を食らって、自尊心が傷つけられるけど、それでも「ひまわり純愛譜」をやめることができないスジョン。
別れた恋人に会うために、6年ぶりに故国に戻ったフリーハグ活動家ジンマン。
いつも自分の恋に不安だったり、ときめいたり、つらかったり、そんな彼らに一生にたった一度でも見られるのが難しいという皆既日食が訪れる。太陽と月が出会って、世の中が目を閉じてしまう瞬間。彼らは、星のように降ってくる奇跡の瞬間を迎えるようになる…。
【感想】(ネタバレ感想です。)
映画のポスターを見たときに、「私の生涯で最も美しい一週間」とか「サッド・ムービー」を思い浮かべたのですが、思った通りでしたね。ここの所あまりメローな映画は見ていなかったので、久しぶりにメローな映画を見た気がします。この「私の恋」が「私の生涯で最も美しい一週間」や「サッド・ムービー」とちょっと違う所は、全てハッピーエンドとか、全て悲しい終わり方といった、偏ったものではなく、それこそちょっと欲張りなてんこ盛りって感じです。ただ全体の雰囲気が似ているので、どうしても比べてしまうのは仕方ないですね。
四つのエピソードの中で一番良かったのが、やはり地下鉄機関士のセジンと、神出鬼没な恋人チュウォンのエピソードですかね。大体はこのストーリーが中心となっていたように思うのですが、この一組だけでも一本の映画になるような気がします。神出鬼没なチュウォンは魅力的だし、これだけでも十分二時間の物語は出来ますよね。
そして次は、コピーライターのジョンソクとスジョンのエピソード。このエピソードも、よく考えてみると一本の映画になる要素を持っていますよね。スジョンは女性としてジョンソクを深く慕っていて、ジョンソクは、亡き妻の面影を引きずっており、息子がそれを冷静に見ている。ジョンソク役のリュ・スンニョンは、「偉大なる系譜」や「11番目のママ」のようなちょっと悪な男のイメージが強かったのですが、今回はちょっと違っていましたね。
一本の映画でこのようなストーリーを見れることはうれしいような、もったいないような、そんな気がします。で、残りの二つは正直、あってもなくてもいいような気がしましたが、“焼酎一本飲めるようになるまで酒を教えて下さい”とは凄いですね。そんなコメディ映画が出来れば面白いかもしれませんね。
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監督:イ・ハン
出演:カム・ウソン、チェ・ガンヒ、チョン・イル、イ・ヨニ、
ム・テウン、リュ・スンニョン、イム・ジョンウン
神出鬼没なチュウォンと、彼女をとても愛している地下鉄機関士のセジン。片思いする先輩チウに“焼酎一本飲めるようになるまで酒を教えて下さい”という爆弾発言をしてしまったソヒョン。
息子と二人で暮らしているコピーライターのジョンソク。彼にいつもひじ鉄砲を食らって、自尊心が傷つけられるけど、それでも「ひまわり純愛譜」をやめることができないスジョン。
別れた恋人に会うために、6年ぶりに故国に戻ったフリーハグ活動家ジンマン。
いつも自分の恋に不安だったり、ときめいたり、つらかったり、そんな彼らに一生にたった一度でも見られるのが難しいという皆既日食が訪れる。太陽と月が出会って、世の中が目を閉じてしまう瞬間。彼らは、星のように降ってくる奇跡の瞬間を迎えるようになる…。
【感想】(ネタバレ感想です。)映画のポスターを見たときに、「私の生涯で最も美しい一週間」とか「サッド・ムービー」を思い浮かべたのですが、思った通りでしたね。ここの所あまりメローな映画は見ていなかったので、久しぶりにメローな映画を見た気がします。この「私の恋」が「私の生涯で最も美しい一週間」や「サッド・ムービー」とちょっと違う所は、全てハッピーエンドとか、全て悲しい終わり方といった、偏ったものではなく、それこそちょっと欲張りなてんこ盛りって感じです。ただ全体の雰囲気が似ているので、どうしても比べてしまうのは仕方ないですね。
四つのエピソードの中で一番良かったのが、やはり地下鉄機関士のセジンと、神出鬼没な恋人チュウォンのエピソードですかね。大体はこのストーリーが中心となっていたように思うのですが、この一組だけでも一本の映画になるような気がします。神出鬼没なチュウォンは魅力的だし、これだけでも十分二時間の物語は出来ますよね。
そして次は、コピーライターのジョンソクとスジョンのエピソード。このエピソードも、よく考えてみると一本の映画になる要素を持っていますよね。スジョンは女性としてジョンソクを深く慕っていて、ジョンソクは、亡き妻の面影を引きずっており、息子がそれを冷静に見ている。ジョンソク役のリュ・スンニョンは、「偉大なる系譜」や「11番目のママ」のようなちょっと悪な男のイメージが強かったのですが、今回はちょっと違っていましたね。
一本の映画でこのようなストーリーを見れることはうれしいような、もったいないような、そんな気がします。で、残りの二つは正直、あってもなくてもいいような気がしましたが、“焼酎一本飲めるようになるまで酒を教えて下さい”とは凄いですね。そんなコメディ映画が出来れば面白いかもしれませんね。
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飛べ、ホ・ドング Bunt
飛べ、ホ・ドング 날아라 허동구
監督:パク・キュテ
出演:チョン・ジニョン、チェ・ウヒョク、ユン・チャン、クォン・オジュン
知的障害を持つ子とその父親の愛を、温かいタッチで描いたファミリードラマ。
11歳のドングはIQ60だが誰よりも学校が大好き。息子のドングが、無事に小学校を卒業できるならば、何でもするという天下無敵のチキン店社長のジンギュ。学校に行けば、ヤカンに水を汲み、毎日友人たちについて行くことしかできないドングだが、そんなドングを見るジンギュは、ひたすら幸せだ。しかし、知的障害を持っているため、学校側は彼を特殊学校に転校させようとしていた。何としてでも小学校を卒業させてやりたい父親のジンギュは、あの手この手で学校側にゴマを摺る。そんなある日、各クラスに給水器が設置され、水汲みを生き甲斐としていたドングは落ち込むが、8人しかいなくて存亡の危機にある野球部で水汲みの仕事を見つける。野球のルールも理解出来ないドングであったが、彼無しでは試合に出られないコーチは、必死でドングに野球を教えようとするのだが…。
【感想】(ネタバレの感想です。)
見終わった後に、この映画を選んでよかったと思える映画でした。別に取り立てて感動するわけでもないのに、終盤のスローモーションは何と気持ちのよいことか。私はあまりスローモーションの映像が好きではないのに、これほど気持ちが和らぐスローモーションには、記憶がないくらいだ。野球を知っている人ならば、この映画の終盤は想像できてしまうかもしれないが、そんなことはもう関係ないですね。
原作は台湾の王淑芬(Wang Shu-Fen 作)で台湾のベストセラー小説「私は白痴だ」。IQ60の少年を主人公にしたら、何となく見るのが嫌な場面も多くなるかと思っていましたが、この映画はそういった場面も少なくてホッとしました。もちろん担任の先生やクラスメートの冷たい視線もありますが、それよりも明るくはつらつとしたドングが良かったですね。担任の先生がドングに“明日は試験だから休みなさい”とは信じられませんでしたが、嫌な場面はそれくらいかな。映画の中でドングは、ジュンテのことを짝(相棒)と呼んでいました。いつも笑顔で明るく、そしてジュンテのことも気にかけていて、体育の時間に一周走る所を二週走る所はドングの思いやりんなですね。同じことが最後にも出てきますが、それは例のスローモーションです。また、息子を思う父親のジンギュ(チョン・ジニョン)もよく描かれていたと思います。お金が欲しいから癌になりたいとは普通は思わないでしょうが、この切羽詰まった状況を切実に描いていました。それともう一つ心地よかったのが野球部のコーチ(クォン・オジュン)。このキャラクターもこの映画にはピッタリでしたね。そして最後にはこの親子の明日への希望が感じられる、そんなストーリーでした。
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監督:パク・キュテ
出演:チョン・ジニョン、チェ・ウヒョク、ユン・チャン、クォン・オジュン
知的障害を持つ子とその父親の愛を、温かいタッチで描いたファミリードラマ。11歳のドングはIQ60だが誰よりも学校が大好き。息子のドングが、無事に小学校を卒業できるならば、何でもするという天下無敵のチキン店社長のジンギュ。学校に行けば、ヤカンに水を汲み、毎日友人たちについて行くことしかできないドングだが、そんなドングを見るジンギュは、ひたすら幸せだ。しかし、知的障害を持っているため、学校側は彼を特殊学校に転校させようとしていた。何としてでも小学校を卒業させてやりたい父親のジンギュは、あの手この手で学校側にゴマを摺る。そんなある日、各クラスに給水器が設置され、水汲みを生き甲斐としていたドングは落ち込むが、8人しかいなくて存亡の危機にある野球部で水汲みの仕事を見つける。野球のルールも理解出来ないドングであったが、彼無しでは試合に出られないコーチは、必死でドングに野球を教えようとするのだが…。
【感想】(ネタバレの感想です。)見終わった後に、この映画を選んでよかったと思える映画でした。別に取り立てて感動するわけでもないのに、終盤のスローモーションは何と気持ちのよいことか。私はあまりスローモーションの映像が好きではないのに、これほど気持ちが和らぐスローモーションには、記憶がないくらいだ。野球を知っている人ならば、この映画の終盤は想像できてしまうかもしれないが、そんなことはもう関係ないですね。
原作は台湾の王淑芬(Wang Shu-Fen 作)で台湾のベストセラー小説「私は白痴だ」。IQ60の少年を主人公にしたら、何となく見るのが嫌な場面も多くなるかと思っていましたが、この映画はそういった場面も少なくてホッとしました。もちろん担任の先生やクラスメートの冷たい視線もありますが、それよりも明るくはつらつとしたドングが良かったですね。担任の先生がドングに“明日は試験だから休みなさい”とは信じられませんでしたが、嫌な場面はそれくらいかな。映画の中でドングは、ジュンテのことを짝(相棒)と呼んでいました。いつも笑顔で明るく、そしてジュンテのことも気にかけていて、体育の時間に一周走る所を二週走る所はドングの思いやりんなですね。同じことが最後にも出てきますが、それは例のスローモーションです。また、息子を思う父親のジンギュ(チョン・ジニョン)もよく描かれていたと思います。お金が欲しいから癌になりたいとは普通は思わないでしょうが、この切羽詰まった状況を切実に描いていました。それともう一つ心地よかったのが野球部のコーチ(クォン・オジュン)。このキャラクターもこの映画にはピッタリでしたね。そして最後にはこの親子の明日への希望が感じられる、そんなストーリーでした。
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けんか Venus And Mars
けんか 싸움
監督:ハン・ジスン
出演:ソル・ギョング、キム・テヒ、ソ・テファ、チョン・スギョン
韓国映画界きっての実力派俳優ソル・ギョングが、ラブコメディに初挑戦。夫婦喧嘩が激しい殴り合いにまで発展する過程を描いた異色作で、共演は人気女優キム・テヒ。キュートなイメージの彼女が、まさに体当たりでソル・ギョングとの激しい肉弾戦に挑んでいる。
水と油のように相容れない性格ながら、「愛があればどんな困難でも乗り切れる」と結婚したサンミン(ソル・ギョング)とジナ(キム・テヒ)。しかし、彼らの性格の不一致は愛だけで解決できる程度のものではなく、2年間の結婚生活後にあえなく各自の道を歩くようになったサンミンとジナ。そんなある日、サンミンは、何かをふと悟るようになる。ジナと別れてからは、何でも半分ずつに分けるといって腹立ちまぎれに惜しんだ物を与えるようになったこと。敏感潔癖過多執着型鳩胸症候群サンミンは、極度の執着と興奮に囲まれて急いでジナとの約束をとりつけるが、久々に再会した二人は、お互い溜め込んでいた感情が大爆発。口論が口論を呼び、ついには殴り合いの大喧嘩に発展してゆく…。
【感想】
なかなか面白い映画でした。しかし、一体二人はなぜそんなに“けんか”ばかりしているのか?“けんかするほど仲がいい”なんてよく言いますが、でもここまできてしまうとどうでしょう。サンミンに騙されたことを知ったジナが、車でサンミンを追いつめるシーンはまるでホラー映画でも見ているようで、怖いくらいです。映画「中天」のと気にも書きましたが、キム・テヒは、きれいな女優さんなんですが、見方によると怖いですよね。まあでも今回はがんばっていたように思います。それからソル・ギョングですが、今回は何というか可もなし不可もなしって感じで、何かもの足らなく感じてしまいました。ラブコメディが似合わないのでしょうか?……ネ。
サンミンが昆虫学者で、その同僚テファ(ソ・テファ)が畜産学科教授ってのは面白い設定ですが、その設定もうまく生かされていなかったように思います。“けんか”と言うタイトルで、正にけんかばかりで、見ている方はやはり“なぜ”という疑問が残ってしまうように思います。
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監督:ハン・ジスン
出演:ソル・ギョング、キム・テヒ、ソ・テファ、チョン・スギョン
韓国映画界きっての実力派俳優ソル・ギョングが、ラブコメディに初挑戦。夫婦喧嘩が激しい殴り合いにまで発展する過程を描いた異色作で、共演は人気女優キム・テヒ。キュートなイメージの彼女が、まさに体当たりでソル・ギョングとの激しい肉弾戦に挑んでいる。水と油のように相容れない性格ながら、「愛があればどんな困難でも乗り切れる」と結婚したサンミン(ソル・ギョング)とジナ(キム・テヒ)。しかし、彼らの性格の不一致は愛だけで解決できる程度のものではなく、2年間の結婚生活後にあえなく各自の道を歩くようになったサンミンとジナ。そんなある日、サンミンは、何かをふと悟るようになる。ジナと別れてからは、何でも半分ずつに分けるといって腹立ちまぎれに惜しんだ物を与えるようになったこと。敏感潔癖過多執着型鳩胸症候群サンミンは、極度の執着と興奮に囲まれて急いでジナとの約束をとりつけるが、久々に再会した二人は、お互い溜め込んでいた感情が大爆発。口論が口論を呼び、ついには殴り合いの大喧嘩に発展してゆく…。
【感想】なかなか面白い映画でした。しかし、一体二人はなぜそんなに“けんか”ばかりしているのか?“けんかするほど仲がいい”なんてよく言いますが、でもここまできてしまうとどうでしょう。サンミンに騙されたことを知ったジナが、車でサンミンを追いつめるシーンはまるでホラー映画でも見ているようで、怖いくらいです。映画「中天」のと気にも書きましたが、キム・テヒは、きれいな女優さんなんですが、見方によると怖いですよね。まあでも今回はがんばっていたように思います。それからソル・ギョングですが、今回は何というか可もなし不可もなしって感じで、何かもの足らなく感じてしまいました。ラブコメディが似合わないのでしょうか?……ネ。
サンミンが昆虫学者で、その同僚テファ(ソ・テファ)が畜産学科教授ってのは面白い設定ですが、その設定もうまく生かされていなかったように思います。“けんか”と言うタイトルで、正にけんかばかりで、見ている方はやはり“なぜ”という疑問が残ってしまうように思います。
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11番目のママ My 11th Mother
11番目のママ(11番目のお母さん) 열한번째 엄마
監督:キム・ジンソン
出演:キム・ヘス、キム・ヨンチャン、リュ・スンニョン
家事やバイトに精を出すジェスは、早くに母親を亡くし父親と二人暮らし。11歳で10人ものお母さんが代わったという経歴の持ち主だ。ある日、彼の家に11番目のお母さんとなる女性が、父親に連れられてやってくる。食べることと寝ることしかしない女は、少年の食べ物まで盗む始末で、二人には諍いが絶えない。父親はほとんど家にはおらず、金が無くなれば帰ってきて、ジェスから生活費を取り上げ暴力をふるう。そんな状況を見ていられなくて、彼女は腕まくりして乗り出してから、結局ジェスとお互いに優しく湿布を貼り合う仲に発展する。ある時、ジェスは、彼女が注射しているのを見て激怒。注射や薬を捨ててしまうが、女は重度の糖尿病で、インスリンがなくては生きていけない体だった。風が静まる日がない一日一日を送りながら、二人の間に芽生えた純粋で暖かい心が互いになじみ始める頃、悲しい別れはすでに始まっていた…。
【感想】
ストーリーを振り返ってみると、涙なくしては鑑賞できない内容なのに、全然泣けなかったのはなぜだろう?
母親は最後まで名前が出てきません。その母親役はキム・ヘスで、けばけばしい化粧のときと、スッピンで髪の毛もバサバサのときを繰り返し、ありとあらゆる女性の姿を演じます。ジェス役のキム・ヨンチャンは、「パリの恋人」でゴンちゃんを演じていた子ですね。今回もグウタラな親父に悩まされる役所は似ていますが、さすがに演技は全然違っています。「パリの恋人」のときはかわいらしかったけれど、今回はもう子供と言うより大人ですね。やること全てが全然子供らしくなくて、私は不自然にさえ感じてしまいました。父親役のリュ・スンニョン。見るからに悪そうなんですが、最後にはちょっとだけ親父らしさが見えます。そしてこの三人に加え、今回の映画では一番面白い関係だったのが、隣に住んでいるペクチュンとその母親です。ペクチュンはファン・ジョンミンが、母親はキム・ジヨンと、その持ち味を存分に発揮してくれています。
これだけ素晴らしい役者の演技で、なぜ泣けなかったのか。演技を批判するわけではありませんが、そこだけに目が行ってしまい、本来見たかった人間のつながりの部分で共感できなかったと言うことでしょう。親も子供ももっとベタで良かったのに…。むしろファン・ジョンミンとキム・ジヨンの親子の方が私はジンときてしまいました。
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監督:キム・ジンソン
出演:キム・ヘス、キム・ヨンチャン、リュ・スンニョン
家事やバイトに精を出すジェスは、早くに母親を亡くし父親と二人暮らし。11歳で10人ものお母さんが代わったという経歴の持ち主だ。ある日、彼の家に11番目のお母さんとなる女性が、父親に連れられてやってくる。食べることと寝ることしかしない女は、少年の食べ物まで盗む始末で、二人には諍いが絶えない。父親はほとんど家にはおらず、金が無くなれば帰ってきて、ジェスから生活費を取り上げ暴力をふるう。そんな状況を見ていられなくて、彼女は腕まくりして乗り出してから、結局ジェスとお互いに優しく湿布を貼り合う仲に発展する。ある時、ジェスは、彼女が注射しているのを見て激怒。注射や薬を捨ててしまうが、女は重度の糖尿病で、インスリンがなくては生きていけない体だった。風が静まる日がない一日一日を送りながら、二人の間に芽生えた純粋で暖かい心が互いになじみ始める頃、悲しい別れはすでに始まっていた…。
【感想】ストーリーを振り返ってみると、涙なくしては鑑賞できない内容なのに、全然泣けなかったのはなぜだろう?
母親は最後まで名前が出てきません。その母親役はキム・ヘスで、けばけばしい化粧のときと、スッピンで髪の毛もバサバサのときを繰り返し、ありとあらゆる女性の姿を演じます。ジェス役のキム・ヨンチャンは、「パリの恋人」でゴンちゃんを演じていた子ですね。今回もグウタラな親父に悩まされる役所は似ていますが、さすがに演技は全然違っています。「パリの恋人」のときはかわいらしかったけれど、今回はもう子供と言うより大人ですね。やること全てが全然子供らしくなくて、私は不自然にさえ感じてしまいました。父親役のリュ・スンニョン。見るからに悪そうなんですが、最後にはちょっとだけ親父らしさが見えます。そしてこの三人に加え、今回の映画では一番面白い関係だったのが、隣に住んでいるペクチュンとその母親です。ペクチュンはファン・ジョンミンが、母親はキム・ジヨンと、その持ち味を存分に発揮してくれています。
これだけ素晴らしい役者の演技で、なぜ泣けなかったのか。演技を批判するわけではありませんが、そこだけに目が行ってしまい、本来見たかった人間のつながりの部分で共感できなかったと言うことでしょう。親も子供ももっとベタで良かったのに…。むしろファン・ジョンミンとキム・ジヨンの親子の方が私はジンときてしまいました。
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