飛べ、ホ・ドング Bunt
飛べ、ホ・ドング 날아라 허동구
監督:パク・キュテ
出演:チョン・ジニョン、チェ・ウヒョク、ユン・チャン、クォン・オジュン
知的障害を持つ子とその父親の愛を、温かいタッチで描いたファミリードラマ。
11歳のドングはIQ60だが誰よりも学校が大好き。息子のドングが、無事に小学校を卒業できるならば、何でもするという天下無敵のチキン店社長のジンギュ。学校に行けば、ヤカンに水を汲み、毎日友人たちについて行くことしかできないドングだが、そんなドングを見るジンギュは、ひたすら幸せだ。しかし、知的障害を持っているため、学校側は彼を特殊学校に転校させようとしていた。何としてでも小学校を卒業させてやりたい父親のジンギュは、あの手この手で学校側にゴマを摺る。そんなある日、各クラスに給水器が設置され、水汲みを生き甲斐としていたドングは落ち込むが、8人しかいなくて存亡の危機にある野球部で水汲みの仕事を見つける。野球のルールも理解出来ないドングであったが、彼無しでは試合に出られないコーチは、必死でドングに野球を教えようとするのだが…。
【感想】(ネタバレの感想です。)
見終わった後に、この映画を選んでよかったと思える映画でした。別に取り立てて感動するわけでもないのに、終盤のスローモーションは何と気持ちのよいことか。私はあまりスローモーションの映像が好きではないのに、これほど気持ちが和らぐスローモーションには、記憶がないくらいだ。野球を知っている人ならば、この映画の終盤は想像できてしまうかもしれないが、そんなことはもう関係ないですね。
原作は台湾の王淑芬(Wang Shu-Fen 作)で台湾のベストセラー小説「私は白痴だ」。IQ60の少年を主人公にしたら、何となく見るのが嫌な場面も多くなるかと思っていましたが、この映画はそういった場面も少なくてホッとしました。もちろん担任の先生やクラスメートの冷たい視線もありますが、それよりも明るくはつらつとしたドングが良かったですね。担任の先生がドングに“明日は試験だから休みなさい”とは信じられませんでしたが、嫌な場面はそれくらいかな。映画の中でドングは、ジュンテのことを짝(相棒)と呼んでいました。いつも笑顔で明るく、そしてジュンテのことも気にかけていて、体育の時間に一周走る所を二週走る所はドングの思いやりんなですね。同じことが最後にも出てきますが、それは例のスローモーションです。また、息子を思う父親のジンギュ(チョン・ジニョン)もよく描かれていたと思います。お金が欲しいから癌になりたいとは普通は思わないでしょうが、この切羽詰まった状況を切実に描いていました。それともう一つ心地よかったのが野球部のコーチ(クォン・オジュン)。このキャラクターもこの映画にはピッタリでしたね。そして最後にはこの親子の明日への希望が感じられる、そんなストーリーでした。
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出演:チョン・ジニョン、チェ・ウヒョク、ユン・チャン、クォン・オジュン
知的障害を持つ子とその父親の愛を、温かいタッチで描いたファミリードラマ。11歳のドングはIQ60だが誰よりも学校が大好き。息子のドングが、無事に小学校を卒業できるならば、何でもするという天下無敵のチキン店社長のジンギュ。学校に行けば、ヤカンに水を汲み、毎日友人たちについて行くことしかできないドングだが、そんなドングを見るジンギュは、ひたすら幸せだ。しかし、知的障害を持っているため、学校側は彼を特殊学校に転校させようとしていた。何としてでも小学校を卒業させてやりたい父親のジンギュは、あの手この手で学校側にゴマを摺る。そんなある日、各クラスに給水器が設置され、水汲みを生き甲斐としていたドングは落ち込むが、8人しかいなくて存亡の危機にある野球部で水汲みの仕事を見つける。野球のルールも理解出来ないドングであったが、彼無しでは試合に出られないコーチは、必死でドングに野球を教えようとするのだが…。
【感想】(ネタバレの感想です。)見終わった後に、この映画を選んでよかったと思える映画でした。別に取り立てて感動するわけでもないのに、終盤のスローモーションは何と気持ちのよいことか。私はあまりスローモーションの映像が好きではないのに、これほど気持ちが和らぐスローモーションには、記憶がないくらいだ。野球を知っている人ならば、この映画の終盤は想像できてしまうかもしれないが、そんなことはもう関係ないですね。
原作は台湾の王淑芬(Wang Shu-Fen 作)で台湾のベストセラー小説「私は白痴だ」。IQ60の少年を主人公にしたら、何となく見るのが嫌な場面も多くなるかと思っていましたが、この映画はそういった場面も少なくてホッとしました。もちろん担任の先生やクラスメートの冷たい視線もありますが、それよりも明るくはつらつとしたドングが良かったですね。担任の先生がドングに“明日は試験だから休みなさい”とは信じられませんでしたが、嫌な場面はそれくらいかな。映画の中でドングは、ジュンテのことを짝(相棒)と呼んでいました。いつも笑顔で明るく、そしてジュンテのことも気にかけていて、体育の時間に一周走る所を二週走る所はドングの思いやりんなですね。同じことが最後にも出てきますが、それは例のスローモーションです。また、息子を思う父親のジンギュ(チョン・ジニョン)もよく描かれていたと思います。お金が欲しいから癌になりたいとは普通は思わないでしょうが、この切羽詰まった状況を切実に描いていました。それともう一つ心地よかったのが野球部のコーチ(クォン・オジュン)。このキャラクターもこの映画にはピッタリでしたね。そして最後にはこの親子の明日への希望が感じられる、そんなストーリーでした。
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